診療内容につきまして

常勤医3名にて診療を行っております。CKD(慢性腎臓病)の社会周知による啓蒙と早期発見に努め、この地域で末期腎不全に至る患者様の減少に、微力ですが尽力していきたいと考えております。腎疾患全般については内科的アプローチの診療を行います。蛋白尿、血尿を呈する各種腎疾患に対して尿検査、血液検査、CTスキャンによる腎臓内科学的見地からのスクリーニングを行い、食事療法をはじめとする生活習慣病や薬物治療により、腎不全進行の阻止をはかります。また、高度の蛋白尿や難治性のネフローゼ症候群を認める場合には、ステロイドパルス療法や免疫抑制剤による治療を行います。こうした腎臓病に対してはより正確な診断、治療方針を確定するため、入院にて腎生検を実施させて頂いております。その他、進行した腎不全に対しては、腎代替療法(血液透析/腹膜透析)を導入致します。ご家族の協力と条件に恵まれていれば、生体腎移植のできる関連施設(岐阜大学病院/名古屋大学病院/名古屋第二赤十字病院など)をご紹介しております。

腎臓病 教育入院・透析室見学のご案内。

一般の患者さんにとって、透析治療というものを具体的にイメージする事は困難であると思います。腎臓内科の主治医から、外来で”あなたは将来的に透析治療が必要になります”と言われれば、多くの方は不安になり戸惑うのではないでしょうか。当院では、慢性腎不全の病状がある程度進行した方に対して、透析治療を見学してもらう入院(教育・見学入院)を実施しております。これにより、透析について、より具体的に知ってもらう事で心の準備をするお手伝いになればと考えております。

なお入院中には、透析室の看護師、透析看護認定看護師、透析療法指導看護師、病棟の看護師、メディカルソーシャルワーカー(医療社会福祉士)が、透析生活全般について、広くお話をさせて頂くことで、よき相談相手となるように努めております。それぞれの方にあった腎代替治療を選んで頂くためにも(血液透析・腹膜透析・腎移植)、今後も教育入院を充実させていく方針です。