医療関係者の皆様へ

◎当院腎臓内科での研修をお考えの先生方へ

当院では初期研修として内科研修の期間に、腎臓内科でも一ヶ月程度の研修をする事が可能です。市中病院の医師として急性腎不全の入院管理、慢性腎不全の診療、透析治療についてのトレーニングを積む事ができます。その後、本格的に腎臓内科医を希望されるようであれば、医務局長との相談の上、更に長い期間、研修する事も可能です。研修期間が長くなれば、経験できる症例、手技を実践する機会も増えます。

ご興味のある医学生、初期研修医の方は、病院見学の際に腎臓内科も是非覗いてみて欲しいと思います。

日々の診療内容/研修内容

血液透析用自己血管内シャント作成手術

慢性腎不全の方が、維持血液透析治療を受ける際には、血管内シャントと呼ばれる血管手術を受け手頂く事が必須です。シャントについて詳しい事は成書をご参照いただきたいですが、当院では、腎臓内科医がシャント手術を施行しております。研修期間中には、助手にて手術に入って頂きます。その後、本格的に腎臓内科医として後期研修をお考えの先生方には、執刀する機会をもっていただく事で、シャント手術の経験を積むことが可能です。

当院の血管撮影室にて
当院の血管撮影室にて

シャントPTA

血液透析患者さんのシャント血管は、しばしば経過中に狭窄、閉塞を来す事があります。これは経年変化として避けられない現症であり、その防止のために、保守点検である”シャントPTA(percutaneous transluminal angioplasty)”と呼ばれる処置を行う事が必要です。

当院では、透析患者さんの主治医である腎臓内科医が診察の結果、適宜必要に応じてPTAを実践しております。よって、PTA手技についてもトレーニングを受ける事が可能です。

腎生検

ネフローゼ症候群、腎炎などの確定診断・治療方針決定のために腎生検が必要になる事があります。当院では、腎生検の結果判定に必要な免疫染色、電子顕微鏡での検査を名古屋大学腎臓内科講座に依頼しております。それらの結果と合わせて、腎組織の基本的な読影についても、学ぶ機会が得られます。またネフローゼ患者さんの入院治療についても経験・学習ができます。

High Care Unit (HCU)での血液浄化治療

当院には、より重症な症例に対してHCUでの入院治療が行われております。

緊急透析や、血漿交換療法、血液吸着療法等の処置はおもにHCUにて実施されており、それらの適応、管理等についても腎臓内科が主体的に判断し治療を実践しています。

◎施設認定に関しまして

●日本内科学会認定医制度教育病院

●日本透析医学会専門医制度独立行政法人 労働者健康福祉機構
中部労災病院教育関連施設 


図書館の蔵書
図書館の蔵書

◎病院図書館につきまして

診療に関する、論文、文献検索のために図書館を活用する事になります。

海外の論文の多くは、Web媒体での契約となっており、on-lineで閲覧できます。腎臓関係の文献では、腎と透析、American Journal of Kidney Disease誌が購読できます。

カンファレンス等にも使えます
カンファレンス等にも使えます

◎学会活動につきまして

(2013年度7月現在までの活動実績)

研修医の先生方、若手医師の方には、積極的に学会発表する機会を持ってもらう方針です。発表までの準備を通して、多くの知識を吸収し、疾患に対して、診療行為に対して深く考察する事は大変意義のある事です。こうした訓練を繰り返し、再度自らの日常診療に還元するよう常に心がけて欲しいと思います。是非、一緒に頑張りましょう。

2013/2/15〜2/18

学会名:International Meeting on Emerging Diseases and Surveillance

開催地:Vienna, Austria

演題名: Strategy to prevent Clostridium difficile infection outbreak in municipal hospital

演者:Hideaki Ishikawa

 

2013/4/2〜4/6

学会名:NKF Spring Clinical Meetings

開催地:Orland, Florida

演題名:Withdrawal from dialysis and palliative care for severely ill dialysis patients in terms of patient-centered medicine

演者:Hideaki Ishikawa

 

2013/6/20〜23

学会名:第58回日本透析医学会 学術集会・総会
透析関連アミロイドーシス (DRA)による病的骨折の1例

開催地:博多・福岡

演題名:透析関連アミロイドーシス (DRA)による病的骨折の1例

演者:石川 英昭

 

2013/10/13

学会名:岐阜県透析研究会

開催地:岐阜県・岐阜市

演題名:各務原地区における透析患者のインフルエンザ感染の現況

演者:石川 英昭

 

 

2013/10/19

学会名:腎と骨代謝研究会

開催地:東京都

演者:石川 英昭

 

 

 

◎課外活動 

最近の研究会、講演会等の活動内容をご紹介します。

7月末にNNFP(名古屋腎臓内科専門医養成プログラム)に、チューターとして参加してまいりました。今回は、”水・電解質”をテーマに2日間の日程で開催されました。講義の聴講だけではなく、写真のように少人数のグループに分かれて頂き、実際の症例をもとにカンファレンス形式で、質疑応答、その後代表者に鑑別診断、治療法をあげてもらいます。他病院の研修医、上級医と交流する事で、今後の診療業務にとてもよい刺激になると思います。是非、興味ある方は、参加してみて下さいね。